トレジャーストライク/DC
隠れた名作が多いと評判の(?)ドリームキャストの中で、ベスト3を挙げろと言われたらまず『トレジャーストライク(以下トレスト)』が挙ります。他の2つは・・・なんだろう?
知らない人も多いと思うので(少し古いしね)簡単に説明すると、伝説の秘宝を巡ってライバル達とお宝争奪戦を繰り広げるアクションゲームです。
このゲームには2つの特徴があります。まず一つは、キャラメイクのバリエーションの豊富さ。
性別・体型はもちろん、輪郭や目・鼻・口といったパーツや髪の形・色、肌の色、上着やズボン、靴やアクセサリー等、様々です。名前も平仮名・カタカナ・英数字から漢字まで使えるので、お気に入りのキャラが作れます。かなり自由度が高いので結構悩む事になりますが。僕はドラクエのたかが4文字の名前を決めるのに1時間程かかる優柔不断な性格なので、そりゃあもう大変でしたよ。
また武器のバリエーションも豊富。キャラには”アームズ”と呼ばれる武器をそれぞれの手に持ち、戦います。武器の区分として接近戦用の打撃武器・遠距離戦用の射撃武器・有効範囲に入ると発動するトラップ武器があります。これらの武器も攻撃力や反応速度、発動範囲の拡大といったカスタマイズができるので、これも自分好みに仕立てられます。破壊力重視!やイヤらしいトラップを!という風に、このアームズの選び方でその人の性格が表れると思います。
もう一つの特徴はオンラインによる4人同時対戦ができたという事です(サービス終了しているので過去形。オフラインでも4人対戦はできますが)。アクションゲームとして、家庭用ゲーム機でネット4人対戦ができたのは当時としては珍しい事でした。恐らくトレストが初めてじゃなかったかな?
僕はこの部分に惹かれてトレストを始めたのですが、インターネットをドリキャスで始めた僕ですから、ネット対戦なんて未知の領域でした。かなりビビりながらプレイしたのですが、初対戦の人がいい人だったので助かりました。
ネット対戦ではあまり勝つ事ができませんでしたが、とても楽しかったですね。このゲームを通じてネット対戦や、チャットでのマナーといった基本や楽しさを教わりました。
そう考えると、僕にとってこのゲームはかなり重要な役割を持っていた事になりますね。もしトレストをやってなかったら今、ファイナルファンタジー11やってなかったかも・・・?
トレストには他にも思い出があったりします。ドリームキャストマガジン(現ドリマガ)誌上で行われたキャラ・コンテストに応募し、見事KID賞を貰いました。
その時の商品がコレ↑
(Never7というゲームに登場する女の子達が描かれてます。使いどころに困って未使用のまま保管されてます;)
また、ドリマガのトレストコーナーでイラストを何度か採用された事とか、公式HPの掲示板でチョーシこいて下らない事ばかり書き込んだり、ウレシハズカシな思い出が沢山です。
あ、人生で初めてのオフ会に参加したのもこのトレストでした。あの時出会ったみんなはどうしてるのかな・・・。
ネットサービスが比較的すぐ終了してしまったドリキャスゲームの中で、約3年間サービスが継続されたトレスト。その事からもこのゲームの偉大さが分かるでしょう(?)。
今、『トレジャーストライク・フルスイング』という続編というか新作というか・・・が、Win版で展開中らしいですね。僕は環境が揃ってないので出来ませんが、ぜひ盛り上がってもらいたいものです。